占い師を仕事にする④…やりがいを感じる時

占い師としてのやりがい

占い師の仕事は「お客様の話を聞き」「原因や解決策などを占い」「お客様がより良い方向へ進めるようにアドバイスをする」のが仕事ですが、やりがいはどこにあるのでしょうか。実際に占い師として活動している方のお話を紹介します。

私が頑張れる理由
占い師M先生の話

占い師として5年ほど活動していますが、楽しいことばかりじゃないのが現状です。私としては懸命に占ってお伝えしているつもりなのですが、いろいろ否定的なことを言われることも多々あります。「当たらない」とか「合わなかった」という感想ならまだしも、容姿のことやありもしない噂話で否定的なコメントを残していく人もいて、時々どうして占い師なんかしてるのか、と悩んでしまうこともあります。しかし、それでも「先生!本当に言われた通りになりました!」「先生のおかげで前に進めました!」という言葉をもらうと、占い師をやっていてよかったと思えます。どんなに辛いことがあっても、例えそれがひと握りだったとしても、私に相談してよかったと言ってくれるお客様のおかげで私は今も占い師を続けられています。

私の宝物
占い師I先生の話

占い師として、お客様に感謝される瞬間は何にも代え難い喜びを感じます。しかし、それと同時にちゃんとお客様の期待に沿った鑑定ができたという自分自身に対してとても喜びを感じています。
私は自分自身の占いに対してあまり自信がありません。もちろん自信がなければ占い師として活動も難しいのですが、どうしても鑑定終了後に「私が言ったことは間違っていなかったかな」「もしこれであのお客様が大変な目にあったらどうしよう」と考えてしまうのです。
ありがたいことに厳しく批判されるお客様は今までにいらっしゃらないのですが、それでも「当たらなかった」「期待はずれだった」の声は少なからずあります。そんな声は真摯に受け止めているのですが、やはり自身の力不足に嘆いてしまいます。その中で「あたっていました」「かなり良かったです」という声は私にとっての宝物になっているのです。

私のがんばりが認められた瞬間
占い師Y先生の話

私が占い師の仕事にやりがいを感じる時は、即物的ですが報酬がアップした時です。私の所属している会社では月に一度査定があり、査定しだいでは報酬率がアップし、より高額な報酬を得ることが可能となっています。私はその報酬が上がる時が何よりもやりがいを感じる時なのです。
そう言うとお前は金目的でやっているのかとよく言われるのですが、そうではありません。もちろん生活にお金は必要なのでもらえれば嬉しいとは思いますが、私が報酬アップにやりがいを感じているのはそういうことではありません。
報酬のアップは、自身の技術の向上や待機状況、お客様からの評価によって決まります。つまりは占い師のがんばりが評価されて報酬が上がるのです。なので報酬がアップしたということは私の頑張りがお客様に認められ、さらに会社にも認められたということです。自分のことが認められるのですから、こんなにも嬉しいことはないと思います。