占い師を仕事にする①…活動方法を決めよう

占い師の活動方法はいろいろある!

例えば医者といっても大きな総合病院に勤務するのか、小さな町医者として勤務するのか、自分で開業医になるのか、どこかに雇ってもらうのかなど同じ医者という仕事でも勤務の場所や方法は人によって異なります。
同じように占い師も人によって活動方法が異なってきます。まずは自身の活動方法を考えてみるとよいでしょう。

占い店に勤める

代表的な活動方法の一つです。占い師というとお店などでの対面がよく思い浮かばれるように、一般的な活動方法として挙げられるでしょう。街中の占い店で待機し、お客様が来店したら対面で鑑定するという活動方法です。中にはマスコミの取材を受けたりイベントなどで活動することもあります。

在宅で活動する

近年話題の電話占いやメール占いが該当します。自宅にいながら占い師として働けるので、時間のやりくりが必要な副業としてや、子育てや家事などに時間を取られがちな主婦の人に人気の活動方法です。店舗勤務と同じくメディアへの出演の可能性もあります。

自身で開業する

上記二つは占い会社などに所属して活動するものですが、そういったところに所属せずに自分で全てを行う方法もあります。運営面を全て自分でやらなければならない手間はありますが、代金を自分で決められたり、活動時間を好きに決められるといったメリットもあります。

どれを選ぶのが一番良いのか

どれがいいか、というのは人それぞれ異なってきます。例えばまだ幼い子供がいるのに店舗で働くというのは難しいかもしれません。手相や人相を使いたいのに在宅では上手く鑑定できないでしょう。それぞれの活動方法のメリットやデメリットを比べて、自分の活動スタイルにあったものを選ぶのが一番です。

活動方法は一つに絞るべきか

まだ占い師になりたての頃は集中して活動するためにもどれか一つに絞って活動したほうが良いかと思います。しかし、初めにその活動方法を選んだからといってずっとその方法でやらなければならないわけではありません。例えば、初めは電話鑑定から初めて見たけど慣れてきたから対面で活動してみるとか、電話と対面の両方でやってみるということも可能です。ただ、自分に負担のかかるような、無理をするような活動方法はお勧めできません。あくまで無理のない範囲で活動できるようにしましょう。

私にあった活動方法は
占い師A先生の話

私は日中とある会社で事務員として働いています。しかし、収入が上がる様子もなく、少し生活が苦しくなってきたので副業として、以前少しだけやったことのある占い師の活動をすることにしました。
占い師の募集を探してみてみると、自宅から程よい距離に占い店があることがわかったので、そこで働くことを検討して応募してみました。ところが、説明を聞くと、営業時間が12時から21時までで、週の日数は問わないけど一日5時間以上の待機が必須と言われました。日中は事務の仕事があるので夜に働くとしたら、遅くても16時から勤務に入らなければなりません。事務の仕事が終わるのは18時なので、5時間の勤務ができないのです。そのことを相談すると、当店では難しいと言われてしまいました。
仕方なく諦めてほかの募集を探してみると、在宅で24時間いつでも働けるというチャット占いの募集を見つけました。待機時間の縛りなどもなく、夜間の活動も可能なので、私でもやりやすいと思いました。早速応募してみると採用していただけたので、22時から1時までという帰宅後に落ち着いてできる時間で活動することにしました。
結果的には生活の負担にならない程度に占い師の仕事をすることができ、さらに収入もある程度得られるようになったので、とても良かったと思います。