占い師を仕事にする②…占いについて学ぼう

まずは占いの勉強をしよう!

占い師になるために欠かせないのは占いの勉強です。占い師とは占い鑑定をするのが仕事ですので、占いができなければ占い師とは呼べません。そのためにもまず占いの勉強をする必要があるのです。

たくさんの種類の占いができたほうがいいのか

大手の占いサイトに所属している占い師のプロフィールを見ていると、使用できる占術にたくさん書き込まれている方を見かけますが、それだけたくさんの占術を使えないと占い師になれないかと言われれば、そうではありません。一つでも使える占術があれば占い師としての活動は可能です。ただ、占術にもそれぞれ得手不得手があります。ひとつの占術で補うことも可能ですが、複数扱えるようにしておいたほうが幅広い鑑定が可能になります。
だからといって10も20も一気に習得する必要もありません。自分がやれる範囲内で、いくつか使えるようにするとよいでしょう。

占い師が学ぶこと

占い師が扱う占星術やタロットは3つの種類に分けられます。占星術や算命学などのように生年月日や出生地といった情報をもとに占う『命』、タロットや易のように占った時期やその時の運、偶然性などを利用して占う『卜』、手相や風水のように見た目から分かる情報をもとに判断する『相』があり、この中でも特に『命』『卜』から最低でもひとつずつは習得すると良いと言われています。

占い以外に学ぶこと

占い師もお客様への対応が必要なあたり接客業と言えます。そのため、ただ占いが出来るだけでなく、対人の技能も身につけておくとよいでしょう。例えばいくら占いの精度がよく質の良い鑑定ができたとしても、それを的確に伝えられる力がなければ相手は納得しないでしょう。また、話を聞く力も求められます。真剣な悩みを抱えて相談されるお客様に対して、どれだけ話を聞いて挙げる姿勢ができているかでお客様からの評価も変わってきます。
何よりも占術について学ぶのが大切ですが、占い師として活動することを考えるのなら、コミュニケーション能力やカウンセリング力を磨くのも大切です。また、経営や営業などを学べば自身の活動に生かすことができますし、人生経験を積めば鑑定に役立てることができます。占術ももちろんですが、他にも学んでおくと良いことがたくさんあるのです。

占い師は特別な仕事じゃなかった!
占い師志望Hさん

占い師という仕事はよく見かける割に中身が全然わからない仕事だと思っていました。どうやってなるのか、どんな人がなるのか、どれくらい稼ぐのか、いろいろなことがさっぱりわかりませんでした。でもなぜか「占い師は特別な仕事だ」という意識だけはあったのです。そんなふうに考えていたからこそ、人と違うことがしたいと思ったときに、私は真っ先に占い師になることを考えました。しかし、特別な仕事である占い師に私がなれるのかという疑問がありました。
そこで占い師について調べてみると、なんと占い師は誰でもなれる仕事だということがわかったのです。さらに特別な仕事でもなんでもなくて、普通の自営業などと変わらない扱いだということを知り、とても驚きました。そして、占い師になるためには占いの勉強が必要だとわかったので、早速占いについて勉強してみることにしました。
どうやら命という占いと卜という占いが使えるといいらしいので、有名で本とかもたくさん出ている西洋占星術とタロット占いについて勉強をしました。わからない用語などもたくさんあって手間取っていますが、ひとつわかるととても楽しいので、もっと頑張って使えるようにして、早く占い師として活躍したいと思います。